4年生の学習で、福祉学習がはじまりました。
今日は、その第1回目、車いす体験を行いました。
社会福祉協議会の方に来校いただき、前半は、「福祉」についての講義。
「ふくし」とは。
「周りにいるすべての人の、ふだんのくらしがしあわせになるようにみんなで考えていくこと」
他に、誰もが平等に利用できる。使う人の能力や好みに合わせて使うことができる、「すべての人のためのデザイン」を意味する「ユニバーサルデザイン」のこと。絵を見て誰にでも伝わりやすいデザイン「ピクトグラム」について学びました。
事前に学習していた部分もあったようですが、子どもたちはよく話を聞き、理解していたようです。やさしい気持ちが育っているようで、それが頼もしく感じました。
後半は、体育館に移動して、車いす体験です。
使い方、注意点などを聞き、二人一組で車いすを使ってみました。
一人で使ってみる。人が乗っている車いすを押して、段差などを操作しました。
大切なことは、車いすは「命」を運んでいるということだと、強く訴えておられました。子どもたちも、真剣です。
今後、福祉学習は、「点字」「手話」「アイマスク(視覚)体験」と続き、最後には、4年生だけでなく、全校の子どもたちが、当事者の方から直接お話を聞く機会を持ちます。
びわ北小の子どもたちが、自分も周りにいる人もみんながしあわせになるようくらしていける行動ができる、優しいこころをより育んでくれることを願っています。